私も以前使用していたb-mobileですが、MNP弾として良く使用されているというイメージがある方も多いと思います。
4大キャリアを使っている方にはb-mobileという名前を聞いた事がない方も多いと思いますが、ユーザーからの評判は悪くないのでしょうか。
ここでは主に990ジャストフィットSIMの評判やメリットについて紹介します。
また、通信速度は遅くないのでしょうか。
b-mobileの評判や評価
b-mobileはMNP弾として使用する方に評価が高いです。
その理由として新規契約をしてからMNP転出までの維持コストが他の格安sim業者と比較して安いということや最低利用期間が無い事、解約の違約金がかからないということが挙げられます。
また、何度かMNP弾として他社に乗り換えてもブラックリスト入りしたという報告が挙がって来ないのも理由の1つです。
MVMOとしての実績
b-mobileは日本通信のMVNOサービスです。日本通信はMVNOとして日本で最初の業者である為、実績があります。
2021年からDDIポケット(ワイモバイル)のMVNOをサービスを開始し、現在はNTTドコモやソフトバンクのMVMOだけではなく、
日本通信の評判
b-mobileのサービスを提供する日本通信では合理的シンプル290プランというプランがあり、楽天モバイルが0円運用が出来なくなった際に乗り換える方が増えた事で話題となりました。
楽天モバイルから乗り換えたサービスとしては合理的シンプル290プラン以外にもpovoに乗り換える方も多くいた印象です。
また、日本通信ブランドでは合理的シンプル290プラン以外にも合理的かけほプランなど様々な料金プランを提供しています。
ヨドバシカメラでも販売していた
b-mobileは以前、ヨドバシカメラの店舗または公式通販サイトで格安スマホと同時購入できるSIMパッケージを販売していたということからもわかる通り、家電量販店からも評価が高いと言えるでしょう。
ユーザーからの評判
b-mobileの商品としては月額課金商品とプリペイド商品に分けられます。代表的な商品について良い評判や悪い評判を紹介します。
990ジャストフィットSIMの良い評判やメリット
基本料金が安い
990ジャストフィットSIMは音声通話と1GBのデータが込みで税抜き990円(税込1,089円)で使用することが出来ます。
しかし、現在では日本通信の合理的シンプル290プランが始まったことや、大手キャリアのサブブランドでも通話機能がついて安い料金プランが多く登場していることにより、990ジャストフィットSIMのメリットが低くなってきています。
合理的シンプル290プランに変更可能
現在990ジャストフィットSIMを契約している方は日本通信の合理的シンプル290プランなどへ変更可能ですので、検討することをおすすめします。
ソフトバンク版などは変更は不可能ですので、注意が必要です。
b-mobileの新規契約を検討していて、将来的に合理的プランに変更を検討している方は990ジャストフィットSIMのドコモ版を契約することをおすすめします。
料金体系がわかりやすい
月額の基本料金は1,089円から始まり、通話機能とデータ量が1GB分がついています。2GB以降はデータ1GBあたり220円(税込)加算されます。
例:5GB弱データを使用した場合は月額の基本料金1,089円+(220円×4GB)で1,969円です。
データ使用量の上限を設定できる
子供にスマホを持たせたいけれどもデータ使用量を制限したいといった親御さんや、毎月の請求金額をコントロールしたいという方におすすめです。
5GBからは1GB単位ずつデータ使用量の上限を設定することが可能です。データ使用量の上限設定はb-mobileのマイページより変更可能です。
回線の種類(キャリア)を選択できる
990ジャストフィットSIMはサブブランドや大手キャリアの子会社などではないので、複数のキャリア(docomoかsoftbank)をどちらか自分の好みに応じて選択することが可能です。
通話料金が安い
国内通話料がb-mobile電話アプリを使うと11円/30秒で通話が可能です。アプリを使わないと22円/30秒ですので、半額で通話することができます。
通話5分かけ放題がおトク
税込550円で日本国内の通話が1通話あたり5分まで何度かけても無料の通話定額オプションです。5分を過ぎてもそれ以降は11円/30秒で通話を継続することが可能です。
短い通話が多い方にメリットがあるオプションです。
5分かけ放題に魅力を感じている方はiijmioが1回5分以内の国内通話無料のみおふぉんダイアル通話定額5分+という通話定額オプションが税込500円で使用できるのでそちらもおすすめです。
990ジャストフィットSIMの悪い評判やデメリット
スマホとのセット販売をしていない
新規契約およびMNPでもスマホやタブレットのセット販売及びスマホの販売もしていないので、b-mobileへ乗り換える方は各自でスマホを準備する必要があるのがデメリットです。
キャリアメールが無い
キャリアメールが無いので、フリーメールアドレスなどを使用する必要があります。
支払方法がクレジットカード決済のみ
料金の支払方法がクレジット決済のみですので、口座引落やコンビニ支払を選択出来ないことがデメリットですし、本人名義のクレジットカードを持っていないと契約が出来ません。
問い合わせなどのサポートが店舗で受けられない
問い合わせが店舗で受けられませんので、問い合わせはメールで行うこととなります。
また、問い合わせの回答に3営業日程度かかるので時間がかかるのもデメリットです。
但し、ピーシーデポではSIMの交換・初期設定のサポートを受けることが可能ですが、店舗が少ない事がデメリットです。
b-mobileの回線速度は遅いのか
990ジャストフィットSIMの回線速度の評判としては速度が速いという方や遅いという方もいるので、使用場所や環境によって様々でした。
実際に回線速度を測ってみた
私が以前b-mobileの990ジャストフィットSIMを使用していた時の回線速度を測ってみたので参考になればと思います。
回線速度の計測場所:北海道札幌市
作成中
190PadSIMの良い評判やメリット
190PadSIMはデータ専用のSIMです。ドコモ回線はSMS付き(月+143円)も選択可能です。
最低料金が安い
月のデータ使用量が100MBまでの場合は税込209円で使用できるので、あまり使わない月がある方や、メールやLINEのメッセージのみのやり取りが多い方にもおすすめです。
上限が設定可能
3GB〜15GBまででデータ使用量の上限の設定が可能ですので、使いすぎを防止することが可能です。
回線の種類(キャリア)を選択できる
990ジャストフィットSIMと同じように回線の種類(キャリア)はdocomoかsoftbankを選択することが可能です。
190PadSIMの悪い評判やデメリット
使用量によっては割高になる
データ使用量が少ない方にとっては料金が安くておすすめですが、毎月ある程度データ使用量がある方は他のMVMOの方が価格が安くなることがあるのがデメリットです。
190PadSIMとOCNモバイルONEの料金の比較
2023年3月1日現在での料金の比較
100MB | 1GB | 3GB | 6GB | 10GB | |
190PadSIM | 209円 | 528円 | 935円 | 1,595円 | 2,409円 |
OCNモバイルONE
(データ通信専用) |
→ | → | 858円 | 1,188円 | 1,628円 |
上記のようにOCNモバイルONEのデータ専用プランと比較すると1GBまでは190PadSIMの方が安いですが、3GB以上だとOCNモバイルONEのデータ通信専用プランの方が安いです。
支払方法がクレジットカードのみ
990ジャストフィットSIMと同じく支払方法は本人名義のクレジットカード決済のみです。
今から乗り換えるなら合理的プランの方が良い
上記でも触れましたが、MNP弾として使用するのではなければ990ジャストフィットSIMではなく、合理的シンプル290プランを検討することをおすすめします。
短い通話が多い方は990ジャストフィットSIMの通話5分かけ放題の料金の安さは魅力的ですが、5分かけ放題であればiijmioの方が月額料金を含めて安くなるはずです。
因みに長時間の通話が多い方は日本通信の合理的かけほプランもあるので、そちらもおすすめです。
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