イオンモバイルは格安simのため、3大キャリアから乗り換えを検討している方もいらっしゃると思います。
価格が安いと回線速度などの品質やサービスが悪いのではないかと思ってしまいますが、実際はどうなのでしょうか。
イオンモバイルの回線速度は遅くないのか
イオンモバイルは格安sim業者の為、通信可能エリアは大手キャリアと同じです。
そのため、大手キャリアと比較して繋がりにくいということは有りません。
しかし、大手キャリアから回線を借りている都合上、帯域が狭いです。
ですので、混雑する時間帯や場所では通信速度が遅くなることもあります。
イオンモバイルの評判
良い評判
良い評判としては
イオンモバイル遅いとか聞いていたけど、結構優秀なんじゃないの?
噂はアテにならんね#イオンモバイル#格安SIM pic.twitter.com/oPi9VFuUpO— マモル (@ureuhito480) May 18, 2021
イオンモバイルは安いし普通に電波つながる、1回線はドコモで2回線目はイオン。楽天モバイルは去年使ってたけどまじで繋がらん、繋がる地域なはずなのに全然だったな。山は無理か😪
— ぷりん🍮潜水済🐋 (@_hamusa_36) May 14, 2023
悪い評判
悪い評判としては
イオンモバイル、シンプルに遅い pic.twitter.com/q1I7B9ZneT
— しぐ3🦊🍁🌻 (@S1g_ny) March 24, 2023
イオンモバイルの料金体系
音声通話対応プラン
イオンモバイルには音声通話対応プランとして電話とデータ通信対応のさいてきプラン、音声通話対応でデーター容量が多い方向けのさいてきプランMORIMORI、60歳以上限定のやさしいプランがあります。
ちなみに下記で紹介するシェアプランやデータプランにもそれぞれさいてきプラン、さいてきプランMORIMORI、やさしいプランがあります。
音声対応プラン(さいてきプラン)の月額料金表
2023年5月1日現在の税込料金
データ容量(GB) | 月額料金 |
0.5GB | 803円 |
1GB | 858円 |
2GB | 968円 |
3GB | 1,078円 |
4GB | 1,188円 |
5GB | 1,298円 |
6GB | 1,408円 |
7GB | 1,518円 |
8GB | 1,628円 |
9GB | 1,738円 |
10GB | 1,848円 |
音声対応プラン(さいてきプラン MORIMORI)の月額料金表
データ容量(GB) | 月額料金 |
20GB | 1,958円 |
30GB | 3,058円 |
40GB | 4,158円 |
50GB | 5,258円 |
音声対応プラン(やさしいプラン)の月額料金表
※60歳以上限定
名称 | データ容量(GB) | 月額料金 |
やさしいプラン mini. | 0.2GB | 748円 |
やさしいプラン S. | 3GB | 858円 |
やさしいプラン M. | 6GB | 1,188円 |
やさしいプラン L. | 8GB | 1,408円 |
音声対応プランのさいてきプランとやさしいプランの料金の比較
例えば3GBで比較するとやさしいプランの方が料金が220円安いです。
シェアプラン
2人以上で乗り換えを検討している方は、音声通話対応でデータ通信容量を共有できるシェアプランもあります。
毎月のデータ容量を最大で5人でシェアすることが可能です。
2人目以降は1人あたり220円で追加することが可能です。
基本料金内で音声通話対応のsimカードとデータ通信専用のsimカードを2枚まで追加することが可能です。
2枚目以降で音声通話を利用したい場合は1枚につき220円で追加することが可能です。
4枚目・5枚目のsimカードを追加したい場合は1枚につき220円で追加することが可能です。
2枚目以降のNTTドコモ回線でSMSを利用したい場合は1枚につき154円で追加することが可能です。
シェア音声プラン(さいてきプラン)の月額料金表
データ容量(GB) | 月額料金 |
1GB | 1,188円 |
2GB | 1,298円 |
3GB | 1,408円 |
4GB | 1,518円 |
5GB | 1,628円 |
6GB | 1,738円 |
7GB | 1,848円 |
8GB | 1,958円 |
9GB | 2,068円 |
10GB | 2,178円 |
シェア音声プラン(さいてきプラン MORIMORI)の月額料金表
データ容量(GB) | 月額料金 |
20GB | 2,288円 |
30GB | 3,388円 |
40GB | 4,488円 |
50GB | 5,588円 |
シェア音声プラン(やさしいプラン)の月額料金表
名称 | データ容量(GB) | 月額料金 |
やさしいプラン S. | 3GB | 1,188円 |
やさしいプラン M. | 6GB | 1,518円 |
やさしいプラン L. | 8GB | 1,738円 |
シェアプランの金額計算方法の例
例えば4人でシェア20GBプランを利用する場合
音声simカードの追加が3枚ですので、シェア20GBプランの基本料金に+220円×3です。
また、4枚目以降のsimカードの追加は1枚あたり+220円です。
2,288円(シェアプラン20GBの月額料金)+660円(音声simカード追加料金)+220円(4枚目以降のsimカード追加)で合計3,168円です。
通話料金やSMS送信料は別途かかります。
音声対応プラン(さいてきプラン)と比較
音声対応プラン(さいてきプラン)のデータ容量5GBを2回線契約した場合は1,298円×2で2,596円です。
シェアプラン(さいてきプラン)のデータ容量10GBに音声simカードを1枚追加した場合は2,398円(2,178円+220円)ですので、音声対応プランを2回線契約するのと比較すると安くなります。
データプラン
音声通話が必要ないといった方には、データ通信専用のデータプランという契約もあります。
同じデータ容量であれば音声プランより安く契約できるのがメリットです。
データプラン(さいてきプラン)の月額料金表
データ容量(GB) | 月額料金 |
1GB | 528円 |
2GB | 748円 |
3GB | 858円 |
4GB | 968円 |
5GB | 1,078円 |
6GB | 1,188円 |
7GB | 1,298円 |
8GB | 1,408円 |
9GB | 1,518円 |
10GB | 1,628円 |
音声対応プランとデータプランの比較
音声対応プラン(さいてきプラン)とデータプラン(さいてきプラン)の10GBで料金を比較すると220円データプラン(さいてきプラン)の方が安いです。
データプラン(さいてきプラン MORIMORI)の月額料金表
データ容量(GB) | 月額料金 |
20GB | 1,738円 |
30GB | 2,838円 |
40GB | 3,938円 |
50GB | 5,038円 |
データプラン(やさしいプラン)の月額料金表
名称 | データ容量(GB) | 月額料金 |
やさしいプラン S. | 3GB | 638円 |
やさしいプラン M. | 6GB | 968円 |
やさしいプラン L. | 8GB | 1,188円 |
データプラン(やさしいプラン)と音声対応プラン(やさしいプラン)の比較
データプラン(やさしいプラン)と音声対応プラン(やさしいプラン)の8GBで比較すると220円データプラン(やさしいプラン)の方が安いです。
イオンモバイルの通話料金
音声通話対応の通話料金はNTTドコモ回線もau回線も30秒毎に11円です。
国内通話かけ放題オプション
5分かけ放題
はじめの5分が何度でもかけ放題になるサービスで料金は月額550円です。
5分経過後は30秒につき11円の料金がかかります。
10分かけ放題
はじめの10分が何度でもかけ放題になるサービスで料金は月額935円です。
60歳以上限定のやさしい10分かけ放題
契約者本人が60歳以上の方限定で10分かけ放題とイオンスマホ電話サポートがオプションサービスを月額935円で契約することが可能です。
フルかけ放題
通話開始から終話までの通話が無料になるサービスで料金は月額1,650円です。
60歳以上の方は毎月440円割引になります。
毎月の国内通話の発信が多いという方は楽天モバイルもおすすめです。楽天モバイルは楽天リンクアプリ経由だと国内通話料金が無料なので、そちらを検討することもおすすめします。
【通信速度の比較】povo2.0と楽天モバイルのどっちに乗り換えるべきなのか
データ通信容量の追加料金
高速通信のデータ通信容量を使い切ってしまった場合は速度制限がかかり、低速通信になってしまいます。
高速データの通信容量は1GB:528円で追加することが可能です。
イオンモバイルのサービス内容
初期費用
(税込) |
店舗窓口での契約 | 速度制限
(低速モード) |
データ繰越 | テザリング | 5G | メールアドレス | eSIM | 節約モード | 支払方法 | 国際ローミング | 端末販売 | 最低利用期間 | 転出手数料・解約手数料 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3,300円 | 有り | 200kbps | 可能 | 可能 | 可能 | 無し | 無し | 有り | クレジットカード | データ通信は非対応 | 可能 | 無し | 無料 |
初期費用
1回線につき3,300円の事務手数料相当額が必要です。
店舗窓口での契約の可否
イオンモバイルは全国200店舗以上あるイオンの店舗で新規契約やプラン変更などのサポートを受けることが可能です。
もちろんWEBでも契約することが可能です。
速度制限について
データ容量が契約の容量を超えた場合は最大200kbpsに速度制限がかかります。
1GB:528円の高速データ容量を追加することによって低速通信を解除することが可能です。
また、タイプ1のSIMカードのみ、低速通信での3日間の通信量が366MBを超えた場合、通信速度を制限する場合があります。
データくりこしの可否
当月に余ったプランに設定されているデータ容量は自動的に翌月に繰越されます。
ただし、追加チャージしたデータ容量は繰り越すことが不可能です。
テザリングの可否
対応している端末であればテザリングを利用することが可能です。
5G利用の可否
5Gに対応している端末を持っていれば利用可能です。
申込みは不要ですが、マイページで5G通信をONにする必要があります。
メールアドレスの付与
イオンモバイルではメールアドレスを提供していないので、gmailなどのフリーメールを利用するか、3大キャリアから乗り換える場合にはメールアドレス持ち運びサービスを利用するという方法もあります。
esimの対応
イオンモバイルではesimの提供をしていません。今後の提供予定も未定です。
節約モードの有無
アプリで高速通信のオンオフを切り替えることが可能です。
高速通信をオフにした場合は高速通信データの容量が減りません。
支払方法
支払方法はクレジットカードのみです。払込票での支払いや銀行振替を選択することはできません。
端末の販売
WEBでもイオンモバイルの店舗でも端末を販売しています。
ただし、店舗とWEBでの金額が異なる場合があります。
また、店舗によって在庫状況は異なります。
解約手数料
契約解除料や違約金はかかりません。
また、最低利用期間もありません。
イオンモバイルのその他のメリット
通信容量が1GB単位で選択可能
データ通信容量が1〜10GBは1GB単位で選択することが可能なので、データーを無駄にすることが少ないです。
また、毎月のデータ通信容量が多いという方もさいてきプランMORIMORIという契約もあり、20GB/30GB/40GB/50GBのデータ通信容量が選択できます。
60歳以上には割安なプランがある。
60歳以上限定でやさしいプランに契約が可能です。
このプランはさいてきプランより割安なのがメリットです。
60歳以上の方や親にスマホを持たせたいがあまりデータを使用しないといった方などにおすすめのプランです。
イオンモバイルのその他のデメリット
データ通信専用はドコモ回線のみ
音声通話対応のプランはドコモ回線とau回線を選択することが可能ですが、データ専用プランはドコモ回線しかありません。
かけ放題オプションでau回線の場合は注意
au回線の契約かつ、かけ放題オプションを利用する場合はイオンでんわアプリ経由ではないとかけ放題の対象にならないのがデメリットです。
標準の通話アプリから発信してしまうとかけ放題オプションの対象とはならずに30秒につき11円の通話料金がかかってしまいます。
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