docomoやauのスマホを使っている方は毎月の料金が高いと感じている方も多いと思います。
現在大手キャリアを使っている方でIIJmioに乗り換えを検討している方は回線が遅くなるなどといったデメリットが有るのではないかと不安だという方もいらっしゃいます。
果たしてIIJmioのギガプランに乗り換えるデメリットは何が有るのでしょうか。また、大手キャリアと比較して価格が安いですが、回線は遅いのでしょうか。
IIJmioギガプランのデメリット
IIJmioギガプランは大手キャリアや他社格安simと比較してのデメリットは主に以下のものがあります。
デメリット① softbankの回線は使えない
IIJmioギガプランではsimカード及eSIMでのプランを提供していますが、どちらもsoftbankの回線のサービスは提供していません。
softbankの回線を使用した格安simのサービスを使用したいという方は他のMVMO業者から選択する必要があります。
softbankの回線を使用したMVMO業者だとmineoやLINEMOなどがあります。
デメリット② データeSIMはドコモの4Gおよび3Gのみ
データeSIMを取り扱っていることはメリットですが、IIJmioギガプランのデータeSIMは4G(LTE)および3G網対応のものですので、auやsoftbankのSIMプロファイルの適用は有りませんし、無料の5Gオプションも利用できません。
また、SMS機能付きSIM(タイプD)も無料の5Gオプションが利用できません。
デメリット③ メールアドレスが無料ではない
IIJmioギガプランにはメールアドレスが無料で付帯しません。
セーフティーメールというサービスを330円/1メールアドレスで提供はしていますが、メールアドレスに料金を掛けたくないという方はgmailなどのフリーメールを使用するかメールアドレスが付帯するMVMO業者(例:楽天モバイル・BIGLOBEモバイル・OCNモバイルoneなど)を選択することをおすすめします。
デメリット④ 支払方法はクレジットカードのみ
IIJmioの支払方法は契約者本人名義のクレジットカード決済のみで、口座引き落としもデビットカードやVプリカなども不可です。
デメリット⑤ 20GBより多い料金プランがない
現在IIJmioギガプランのプランは2ギガプラン・4ギガプラン・8ギガプラン・15ギガプラン・20ギガプランのデータプラン5つです。
毎月のデータ使用量が多い方は楽天モバイル(20GBを超えた場合は税込3278円で楽天回線エリアはデータ無制限)やイオンモバイル(20GBを超える分だと20GB・30GB・40GB・50GBのプラン有り)などの大容量のプランが有るMVMOを選択すると良いでしょう。
デメリット⑥ サポートはオンラインか電話にて受付
IIJmioは専用の実店舗を持たない為、サポートはチャット・メールフォーム・Twitterアカウント・無料通話(インターネット通話)・一般電話のいずれかで問い合わせなどのサポートを受けることになります。
デメリット⑦ 速度制限
ギガプランでデータ容量を使い切った場合、データ通信速度は最大300kbpsになります。
因みにSMS機能や音声通話対応の契約をしている場合はそのまま使用可能です。
また、クーポン残量がない若しくは、クーポンをOFFにしている状態で3日あたりのデータ通信量が366MBを超えると通信速度の制限がかかります。
実際の通信制限の速度は非公開です。
デメリット⑧ SIMカードからeSIMの変更は不可
SIMカードの契約からeSIMのプラン変更は出来ないですし、eSIMからSIMカードに変更も出来ないので改めて新規契約をする必要があります。
デメリット⑨ 初期費用
初期費用として税込3,300円がかかり、その他にSIMカードの場合発行手数料が、eSIMの場合はSIMプロファイル発行手数料が数百円かかります。
初期費用はキャンペーンで割引になっていることもあるのでその時はねらい目かもしれません。
IIJmioギガプランのメリット
メリット① eSIMに対応
IIJmioはeSIMに対応しています。データのプランと比較するとeSIMのプランの方が月額料金が安いです。
メリット② ギガプランのGBの変更が可能
来月のデータ使用量が多くなりそう、若しくは少なくなりそうというときはギガプランのGB数の変更が可能です。変更は会員専用ページから可能です。
また、料金プランの変更の手数料はかからないので安心です。
メリット③ 取り扱い店舗で契約が可能
格安simの業者は、オンライン専用で契約やサービスの実店舗や窓口を持たない業者も少なくありません。
しかし、IIJmioはイオンやビックカメラ・ヤマダ電機などの取り扱い店舗で契約できます。オンラインでの契約に不安が有る方はこちらで契約することも可能です。
店舗へ行った際にイオンモバイルやBIC SIMなどと比較して検討してみるのも良いかもしれません。
取り扱い店舗まで遠い場合も
取り扱い店舗窓口で格安simを契約したいという方は店舗まで距離が離れている可能性があるのがデメリットです。
例えば北海道でいうと帯広や根室からだと釧路のイオンまで行かなくてはいけませんし、稚内だと名寄まで、紋別や網走の方は北見のイオンまで行かなくてはなりません。
メリット④ バースト機能
データ容量を使い切った場合に低速状態になりますが、IIJmioギガプランの場合、通信しはじめの一定量は高速通信を行うので、容量の少ないWEBページなどは読み込み速度が速く快適に閲覧することが可能です。
メリット⑤ テザリングが可能
ギガプランでは基本的にテザリングに対応しており、esimでもテザリングが可能です。
メリット⑥ データの翌月繰越が可能
当月に余ったデータ量は翌月末まで繰り越す事が可能です。但し、ギガプランのチャージした追加クーポンは当月末までの期限ですので、翌月へ繰越すことは出来ません。
メリット⑦ データ容量シェアが可能
ギガプランの同一mioID内で契約する回線のデータ容量をシェアすることが可能です。データ容量シェアは別のタイプ(docomoとau回線など)でも可能です。
例えば家族間でデータ容量が余ったり足りなくなったりした場合にデータを無駄なく利用できるようになります。
メリット⑧ MVMOとしては販売しているスマホの機種が豊富
iPhoneやandroid端末の新品だけではなく、未使用品のandroidも取り扱っています。
さらに乗り換えになると新規契約と比較して格安でスマホを購入できる場合もあります。
メリット⑨ mio割でずっとお得
IIJmioのSIMサービスとIIJmioひかりを同時に利用することによって毎月660円(税込)オフで利用することが可能です。
自宅の光回線を契約をしようと考えている方、今の光回線が高いと感じている方はIIJmioひかり(ビック光)に乗り換えるのもありだと思います。
IIJmioの回線は遅いのか
IIJmioはdocomoやauの回線を使用しており、回線品質が悪いとまでは言いにくいです。しかし、他のMVMOと比較すると回線速度が遅いという評価もあります。
IIJmioの回線速度や評価は悪いとはいえない
例えばOCNモバイルONEと比較するとIIJmioギガプランの回線速度は遅い場合が多いようですが、そこまでユーザーからの評価が悪いとはいえません。
その証拠にIIJmioはJ.D. パワーやJCSI、オリコンの顧客満足度で1位を獲得しており、ユーザーからの評価が高いです。
その理由として他社MVMOと比較して月額料金が安い印象があり、乗り換え(MNP)の場合は安くスマホを購入できるというところにあると思います。
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