NTTドコモから格安simへの乗り換えとしてOCNモバイルONEとIIJmioのどちらに乗り換えようかを迷っている方も多いと思います。
果たしてどちらを契約したら良いのか比較したいと思います。
ここでは新規で契約できるOCNモバイルONEの新コースとIIJmioのギガプランで比較しています。
個人的な結論としては通信品質はOCNモバイルONE、料金はIIJmioかな
月額料金の比較
2023年2月1日現在の料金
価格は税込
音声SIM同士の比較
500MB | 1GB | 2GB | 3GB | 4GB | 6GB | 8GB | 10GB | 15GB | 20GB | |
OCNモバイルONE | 550円 | 770円 | 990円 | 1,320円 | 1,760円 | |||||
IIJmio | 850円 | 990円 | 1,500円 | 1,800円 | 2,000円 |
月額料金だけで比較するとどっちがお得かどうかは毎月使用する容量によるとしか言えないです。
データ容量の比較
他社の格安sim業者が最小の料金プランが1GBが多い中、OCNモバイルONEには500MBというプランが有るのが魅力です。
電話を受ける方がメインの方で、データ使用量が少ない方にとってはメリットがあります。また、500MB/月コースは月最大10分相当の無料通話が付いています。
データ通信容量が10GBを超える方はIIJmioがおすすめ
OCNモバイルONEの月額料金は音声対応simカード及び、データ通信対応simカードにも10GBを超えるプランはありません(新コース)。
毎月10GBから20GBのデータ容量を使用するという方はIIJmioをおすすめします。さらに多くのデータ容量を使用している方はRakuten UN-LIMIT VIIがおすすめです。
光回線とのセット割引の比較
OCNモバイルONEおよびIIJmioには光回線インターネットをスマホの契約と一緒にしていると割引になるというのも一つのメリットです。
OCN光モバイル割は月額の割引が税込220円(500MB/月コースの使用があった月は対象外)でmio割は税込660円の割引です。
OCNモバイルONEの割引金額はIIJmioと比較すると少ないですが、最大5契約まで割引になるメリットがあるので、最大1,100円の割引になります。
mio割は光回線1契約に対してIIJmioのSIMサービス1契約しか割引になりません。
これ以外にも両者とも割引キャンペーンを定期的に行っているので確認することをおすすめします。
初期費用の比較
契約時に事務手数料等がかかります。
初期費用(税込) | |
OCNモバイルONE | 初期手数料:3,300円※
SIMカード手配料:433.4円 |
IIJmio | 初期費用:3,300円
SIMカード発行手数料 タイプDの場合:433.4円 タイプAの場合:446.6円 SIMプロファイル発行手数料 eSIM(音声/データ)の場合:220円 |
※家電量販店やネット通販などでパッケージを購入した場合はパッケージ費用のみで初期手数料はかかりません。
事務手数料の割引キャンペーンを行っている場合があります。
乗り換えでスマホが安く購入できる
IIJmioは他社から乗り換え(MNP)時にスマホを同時に申込みすると新規で契約したときと比較して安く購入することが可能です。
OCNモバイルONEでも乗り換え時に安くスマホを購入できるものも有りますが、IIJmioの方が比較的豊富です。中には千円以下でスマホを購入できる商品もあります。
通話料金の比較
基本の通話料金の他にかけ放題の通話オプションもあります。
通話料金(税込) | |
OCNモバイルONE | OCNでんわ*1の通話料:11円/30秒
その他の通話料(OCNでんわ対象外の場合)22円/30秒 テレビ電話などのデジタル通信量:39.6円/30秒 |
IIJmio | 11円/30秒
ファミリー通話割引 8.8円/30秒 |
かけ放題オプション
どちらの会社も緊急通話やナビダイヤル、転送電話などは対象外です。
OCNモバイルONEのかけ放題オプション
かけ放題オプションは毎月変更することが可能です。
10分かけ放題(935円)
国内通話が10分以内の場合0円のオプションです。
トップ3かけ放題(935円)
国内通話の月内通話料が上位3番号への通話が0円(自動判定)のオプションです。
完全かけ放題(1,430円)
国内通話が無制限でかけ放題のオプションです。
毎月の国内通話時間が多い方は楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VIIはRakuten Linkアプリを使用すると国内通話が無料になるのでそちらもおすすめです。
IIJmioの通話定額オプション
みおふぉんダイアル 通話定額5分+ (500円)
1回5分以内の国内通話が無料になるオプションです。
みおふぉんダイアル 通話定額10分+ (700円)
1回10分以内の国内通話が無料になるオプションです。
みおふぉんダイアル かけ放題+ (1,400円)
無制限で国内通話が無料になるオプションです。
回線速度や品質の評価の比較
OCNモバイルONEはMVNOネットワーク品質調査のドコモ回線通信品質で4期連続で総合1位を獲得しています。
このドコモ回線にはIIJmioも含まれているのでOCNモバイルONEの方が一般的に回線速度や品質が高いと言えるでしょう。
しかし、IIJmioもタイプDのプランはドコモの回線を使用しているので、回線品質に関しては問題ないでしょう。
他に、IIJmioはMVNOの携帯電話サービス顧客満足度2年連続No.1を獲得しているのでユーザーからの評価は高いです。
サービス内容の比較
低速モード | データ容量追加料金(税込) | eSIM | 留守番電話 | 契約窓口 | メールアドレス | データ量繰り越し | プラン変更 | |
OCNモバイルONE | 節約モード:200kbps | OCN アプリ経由の場合(新コース利用):220円/1GB
上記以外550円/0.5GB |
無し | 330円/月 | ドコモショップ | 無料
OCNメールアドレス |
有り | 可能:無料 |
IIJmio | 低速モード:300kbps | 220円/1GB | 有り | 330円/月 | ビックカメラ等IIJmio受付カウンター | 有料:330円
IIJmioセーフティメール |
有り | 可能:無料
「音声/SMS/データ」⇔「eSIM」の変更は不可 |
低速モードの回線速度比較
低速モードは回線スピードが遅くなりますが、その分データ容量にカウントされないというメリットがあります。
どちらの低速モードも1MBより遅い為、軽いWEBページの閲覧やLINEのトークのやりとり位は可能ですが、動画の閲覧は出来ません。
データ容量増額料金の比較
IIJmioの方が安いです。データ容量を追加することが多い方は料金プランを変更することをおすすめします。
eSIMの有無
OCNモバイルONEにはeSIMの設定はないので、eSIMで契約したい方はIIJmioをおすすめします。
窓口での契約の可否
どちらも上記の窓口で対面での新規契約が可能ですので、WEBで契約することが難しい方や抵抗がある方にはおすすめです。
メールアドレスの付与
OCNモバイルONEは1契約につき1つのメールアドレスが付与します。IIJmioのメールアドレスは有料ですので、メールアドレスにお金を使いたくない方はフリーメールを使用する必要があります。
最後に
OCNモバイルONEとIIJmioともにユーザーなどの評価が高くMVMOとしては比較的乗り換えやすいと思います。
乗り換えを検討している方は迷う方も多いと思いますが、通信品質や速度を求める方はOCNモバイルONE、データーの使用量が10GBより多く20GB位までの方や、docomoやauの回線を安く使用したいという方はIIJmioをおすすめします。
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