3大キャリアの乗り換え先としてpovo2.0とahamoのどっちに乗り換えるかを迷っている方もいると思います。
そこでpovo2.0とahamoの料金やサービス内容を比較して、どっちがおすすめなのかを検証したいと思います。
後述しますが、発信での通話が多い方はahamoの方がお得になる場合もあります。
povo2.0とahamoの月額料金の比較
povo2.0には月額の基本料金がなくトッピングでのデータ容量追加の為、トッピングの料金を記載しています。
料金は2023年3月1日現在のもので税込です。
3GB | 20GB | 60GB | 100GB | |
povo2.0 | 990円(30日間)/1回 | 2,700円(30日間)/1回 | 6,490円(90日間)/1回 | |
ahamo | → | 2,970円 | → | 4,950円 |
ahamoの料金プランには20GBと100GB(大盛りオプション追加後)しかないので、毎月のデータ使用量が少ない方はpovo2.0の方がおすすめです。
毎月動画などを見る機会が多い方でデータ使用量が多い方はahamoの方がおすすめです。
また、毎月のデータ使用量が20GBを超えるけれども月々のスマホ料金を節約したいという方はRakuten UN-LIMIT VIIをおすすめします。
さらにRakuten UN-LIMIT VIIのメリットとしてはRakuten Linkアプリを使用すると国内通話料金が無料(0180番号など対象外のサービスもあり)になるのもメリットです。
とっちがお得
20GBまでのデータ使用量の場合、povo2.0とahamoの料金を比較すると270円ですが、ahamoは1回5分以内の国内通話が無料(0570の番号などは対象外)ですので、通話が多い方はahamoの方がおすすめです。
povo2.0とahamoの通話料金の比較
国内通話料金 | |
povo2.0 | 22円(税込)/30秒 |
ahamo | 5分超過後 22円(税込)/30秒 |
通話料金を比較するとahamoは国内通話料金が5分以内だと無料の分だけお得と言えるでしょう。
通話オプションの比較
povo2.0
・5分以内通話かけ放題 月550円(税込)
・通話かけ放題 月1,650円(税込)
ahamo
・かけ放題オプション 月1,100円(税込)
かけ放題も5分以内の通話かけ放題もahamoの方が安いです。
データ追加オプション(トッピング)の比較
povo2.0
・データ追加1GB(7日間) 390円(税込)/回
・データ追加3GB(30日間) 990円(税込)/回
ahamo
・1G追加 550円(税込)
povo2.0の1GBのデータ追加トッピングは1回390円とahamoおよび他の格安sim業者と比較しても安い部類に入りますが、7日間の期限がデメリットです。
期間限定のトッピングでデータ追加1GB(30日間)も出ていることも有りますが、通常はありません。
ahamoには上記のトッピング以外にも様々なトッピングがあります。
通信速度の比較
通信速度を比較すると私見ですが、大きな差は有りませんでした。
サービスの比較
基本料金や通話料金以外のサービスの比較表
契約手数料 | 速度制限 | データ繰越 | スマホ販売 | 支払方法 | 申込方法 | キャリアメールアドレス | 5G | eSIM | |
povo2.0 | 無料
(累計6回線目以降、税込3,300円/回線) |
128kbps | 不可 | 有 | クレジットカード | オンライン | 付与されない | 対応 | 対応 |
ahamo | 無料 | 1Mbps | 不可 | 有 | ・クレジットカード
・口座振替 |
窓口でのサポートは有料
3,300円(税込) |
付与されない | 対応 | 対応 |
窓口での契約は可能なのか
povo2.0もahamoも基本的にはオンラインでの契約受付です。ahamoはドコモショップの店頭で契約のサポートを受けることが可能ですが、予約制で3,300円(税込)がかかります。
速度制限後の通信速度の比較
データ容量を使い切った場合の速度制限はpovo2.0の方が厳しいです。ahamoの方は1Mbpsと他社や格安simと比較すると速い部類です。
1Mbpsの速度があれば理論上You Tubeの標準画質(360p)であれば問題なく視聴できますし、LINEのメッセージのやり取り程度であれば全く問題ないでしょう。
128kbpsだとメッセージのやり取り程度であれば可能ですが、画像の送受信やWEBページの閲覧もほとんど出来ないといっていいでしょう。
キャリアメールはあるのか
povo2.0もahamoもどちらもキャリアメールが付与されません。
フリーメールを使うことをおすすめしますが、キャリアメールを使いたい方は以前契約しているdocomoやauの有料のメールアドレス持ち運びサービスを使うことになるので、価格が高くなってしまうのがデメリットです。
支払方法
povo2.0の支払方法はクレジットカード決済のみですが、ahamoはクレジットカード決済と口座振替を選択することが出来るのがメリットです。
他に比較してほしいsim業者
docomoを使用している回線に乗り換えたい方
docomoの回線を使っている格安simに乗り換えたくて月のデータ使用量がそこまで多くない方はOCNモバイルONEをおすすめします。
OCNモバイルONEの通話対応のプランだと500MB/月コースが550円(税込)で契約できますし、1GB/月・3GB/月・6GB/月・10GB/月のコースもあります。
他にもデータ専用のプランがあるので、通話機能が必要ない方はさらに安い料金プランがあります。
回線速度は遅くないのか
OCNモバイルONEは3大キャリアのサブブランドではないので、回線速度や品質が悪いのではないかと心配な人もいると思いますが、その心配はあまりないでしょう。
その理由としてOCNモバイルONEはNTTグループの企業が運営していますし、MM総研ネットワーク品質調査のドコモ回線通信品質で総合1位を獲得するなど評価が高いからです。
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