auなどの大手キャリアを契約している方で、格安simに乗り換えを検討している方も多いと思います。
しかし、格安simの業者は価格が安いけれども速度が遅かったりするのではないかと心配な方も多いです。その中でもUQモバイルであれば知名度があるので検討しているかたも多いと思います。
そこで、UQモバイルのデメリットとメリットについて解説します。
UQモバイルのデメリット
デメリット① 窓口で手続きできないところがある
UQモバイルはオンラインでの契約の他に、家電量販店のUQショップなどで手続きすることが可能です。
auショップでも契約することが可能ですが、全てのauショップでUQモバイルの契約はできません。気になる方はauのWEBページのショップ検索でUQモバイル取り扱い店を検索することができるので、自宅の近くのショップを探してみるのも一つの手です。
https://hamanasuhokkaido.com/docomoocndemerit/
デメリット② 回線速度がauと比較すると遅かったり、繋がりにくい可能性がある
auなどの大手キャリアと比較してしまうと、昼や夕方の混雑する時間帯に回線速度が遅くなることがあります。
ただし、後述しますがUQモバイルはKDDIのサブブランドということもあり、回線速度や品質に関しては満足している方が多いようです。
デメリット③ 価格がそこまでは安くはない
auと比較すると料金プランは安いですが、他の格安sim業者と比較すると価格が高いです。
他社回線との価格の比較
音声通話あり。データ15GBで比較
※2023年1月現在の価格 手数料を除く
会社名 | 料金プラン | 税込価格 |
UQモバイル | くりこしプランM +5G |
2,728円 |
IIJmio | 音声SIM 15ギガプラン | 1,800円
(20ギガプランは2,000円) |
現在UQモバイルでは増量オプションⅡ 無料キャンペーンが適用(終了時期未定)になるので、基本データ容量が7か月間無料で15GBから20GBになります。
デメリット④ データ通信のみの契約が無い
以前はデータ通信専用のデータ高速プランなど契約もありましたが、現在では新規受付を終了しています。
電話回線が不要でデータ通信のみ必要な方にとっては現在のUQモバイルの契約は割高になります。
デメリット⑤ 契約できる料金プランが少ない
UQモバイルの契約プランとしてはくりこしプラン +5G(S/M/L)の3つです。Sはデータ容量3GB/月 1,628円(税込)、Mはデータ容量15GB/月2,728円(税込)、です。Lはデータ容量25GB/月3,828円(税込)です。
月々の使用するデータ容量によっては実質割高になります。
どれくらい割高になるか
例:月のデーター使用量が10GB弱を使用しており、UQモバイルのくりこしプラン +5G Mを契約すると月2,728円(税込)だが、mineoの基本データ容量10GBのデュアルタイプ(音声通話+データ通信)であれば1,958円で契約が可能です。
デメリット⑥ 契約手数料がかかる
UQモバイルの新規契約や機種変更には税込3,300円の手数料がかかります。
とはいえ、大手キャリアから乗り換えると価格が安くなるため、数ヶ月くらいで元は取れると思います。
※auから乗り換えると契約手数料がかかりませんし、MNP予約番号が不要です。
デメリット⑦ メールアドレスが有料
UQモバイルのメールアドレスは有料で月220円かかります。
UQモバイルを契約したいけれどもメールアドレスに月額料金を支払いたくないという方はgmailなどのフリーメールアドレスを使用すると良いでしょう。
mineoやocn、楽天モバイルなどでは無料でメールアドレスが付帯します。
デメリット⑧ au回線しかない
当然ですが、UQモバイルはauの回線しか使用することが出来ません。mineoやIIJmioであればau以外の回線(sim)を選択することが可能です。
デメリット⑨ 高性能なスマホがない
UQモバイルではスマホの販売もしています。auが高性能で高価格のスマホを中心に販売しているのに対して、QUモバイルではミッドレンジの価格がそこまで高くない商品が中心です。
UQモバイルに乗り換えても最新の機種を使用したいという方は契約とは別にスマホを購入する必要があります。
デメリット⑩ auショップでは修理の受付は行っていない
UQモバイルの修理はauショップでの受付は行っていません。Androidスマホをショップで修理を依頼したいという方は、UQスポットやau styleで受付しています。
iPhoneなどのアップル製品はApple Storeに持ち込みをするかApple正規サービスプロバイダに依頼をすることになります。
窓口ではありませんが、Appleでは配送修理も行っています。
UQモバイルのメリット
UQモバイルはKDDIサブブランドならではの品質の高さなどのメリットがあります。
メリット① 通信速度が安定している
大手キャリアの契約までとはいきませんが、格安simと比較すると回線速度が速いと評価が高いです。
2023年1月現在、みんなのネット回線速度の格安SIMの通信速度ランキングで1位になっています。
また、auの4G LTEは人口カバー率99.9%ですので、幅広いエリアで繋がり安心です。
メリット② 契約期間の縛りが無い
新規契約には手数料がかかりますが、契約期間の縛りがありません。
メリット③ 自宅セット割があり対象だと格安simより安くなることも
UQモバイルは他社のMVNOと比較すると価格が高いとデメリットを挙げましたが、auでんきやauひかりなどを使用している方は自宅セット割の適用になります。
月額990円(税込)から契約することが可能ですので他社格安simより価格が安くなる可能性もあります。
メリット④ データを使い切った後でもある程度回線が速い
容量を使い切ったあとでもくりこしプラン +5G MもしくはLであれば最大1Mbps(くりこしプラン +5G Sは最大300Kbps)で通信が可能です。
mineoの場合基本データ容量を超過した時の速度は最大200kbps、IIJmioは最大300kbpsです。
1Mbpsだと動画閲覧には支障がありますが、LINEやウェブサイト閲覧に支障はないでしょう。
メリット⑤ データの繰り越しが可能
当月のデーター容量が余ったとしても翌月に繰り越し可能です。
データー容量の節約も可能
また、節約モードを使用するとデーター容量超過分の制限と同じ速度になりますが、データ容量を使用しない為、通信容量を節約することが可能です。
切り替えも専用アプリで簡単に行うことが可能です。
メリット⑥ eSIMに対応
simカードだけではなくeSIMの契約も可能です。乗り換えの場合最短で45分で使用可能になります。
メリット⑦ 口座振替も可能
格安sim業者によっては支払方法がクレジット決済しかない場合もありますが、UQモバイルは口座振替も可能です。
UQモバイルの強み
UQモバイルはKDDIのサブブランドですので、回線の品質の高さや大手の安心感などが強みとなります。また、格安sim業者までとはいきませんが、大手キャリアと比較すると価格が安いです。
その為、現在の3大キャリアのスマホ契約の料金プランが高くて不満が有るけれども格安simは回線速度やサポートなどが心配という方にはおすすめのブランドです。
また、自宅セット割が価格的にも非常に魅力的ですので、自宅で光回線を使っている方にはUQモバイルは特におすすめといえるでしょう。
ユーザーからの評価も高いので安心
J.D. パワー 2021年携帯電話サービス顧客満足度のバリューキャリア部門で1位になっているので、初めて大手キャリアから乗り換える方にも安心でしょう。
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